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企画展『つながること』開催
2006年1月9日(月・祝)〜15日(日)
若手伝統工芸職人と新進アーティストのコラボレーション
〜美しい作品は、作られている過程も美しい〜
出展者の制作過程そのものを“アート”として展示する
新しいタイプのギャラリー展示を行います
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若手を中心としたさまざまなジャンルのアーティストに、作品発表の場を提供している「ギャラリー コンシール 渋谷」では、06年の新春企画として、『つながること』を開催いたします。
『つながること』
つながりたいのは人と人です。
ふだん、何気なく使っているその器も、気持ちをなごませくれるその絵も、見知らぬ“誰か”が作っています。私たちは、たくさんの“誰か”の手から生まれたものに囲まれて暮らしている。その“誰か”を知りたくありませんか? 会ってみたいと思いませんか? モノは、作っている“誰か”と、使い手をつなげる絆。モノの向こうにいる“誰か”の顔が見えたとき、暮らしが“誰か”との絆にあふれていると気づいたとき、毎日は、今よりもっと豊かになるはず。私たちは、いつも誰かとつながっている。そのことを、この作品展で再認識してください。
動くギャラリー!
心を動かす力を持つモノたちは、作られている過程も素晴らしいのです。この企画展は、作品の制作過程を“魅せる”ことに主眼をおいた、新しいタイプのギャラリー展示。訪れた人が目にできるのは、作品はもとより、作家が、職人が、モノ作りに打ち込む姿そのものです。圧倒的な集中力、卓越した技術、豊かな発想力…。私たちはこれらのすべてがすでに“アート”であると考え、2組の職人・作家に実演展示をお願いしました。彼女たちの美しい仕事ぶりを心ゆくまで堪能し、そして、あなた自身も彼女たちとのつながりを作りだしてみてください。
“線”に魅せられてください。
ガラスと紙。扱うものは違っても、今回登場する2組の職人・作家は、いずれも美しくシャープな線を使った作風を身上としています。彼女たちの作り出す線は、ただ美しい。それは、職人だからとか、アーティストだからといった、既存のカテゴリーを軽々と飛び越えてしまうだけの説得力にあふれています。その美しさは、作品そのものを観賞する以上に、線が生まれる瞬間をダイレクトに目にすることで、より堪能できるのではないかと考えます。「ミュージシャンの魅力は、CDを聴くだけではわからない」のと同様、職人や作家の仕事にも、ライブだからこそわかる初めてのよさがあることでしょう。
■企画展の主旨
この企画展は、長年雑誌や広告等で活躍し、多くの職人、アーティストと親交のある、写真家・佐藤 敬とライター・阿部志穂の発案により実現しました。
開催の意図は、ひとつには、一般来場者のみならず、当ギャラリーに集まる多くの作家の卵たちに、一定の評価を受けている作家・職人の技術を直接見る機会を提供することで、経験を増やし、ステップアップの一助にしてもらいたいということ。ふたつ目には、徒弟制度という縦のつながりを重視する世界で生きている職人に、別ジャンル、同年代の職人・作家を知る機会を提供することで、これまでなかった横のつながりを構築し、新しいコミュニティー作りのきっかけにしてほしいということ。出展者と来場者がなんらかの“つながり”を創り出せるインタラクティブな空間を、これまで“観賞する”という一方的な展示を行ってきたギャラリーという場で、あえて実現してみようという実験的な試みです。
■今後の展開
さらに、この企画展は今後も継続的に行い、地方のギャラリーで開催することも視野に入れています。ただし、地方開催をする場合、出展していただくのはその土地の地場産業、伝統工芸に携わる職人と、その土地にゆかりのあるアーティスト。また、アートやもの作りに興味を持つその土地在住(あるいは出身)の作家や職人の卵たちにも一般公募で作品を募るなどし、地域に根ざしたアートやもの作りのコミュニティーを作るきっかけにしていきたいと思います。
「首都圏近郊でないと表現、もの作りを生業とすることが難しい」という従来の概念をくつがえし、地方でも作家や職人が自分らしい生き方を実現できる土壌を作ること。これが、この企画展の最大の目的です。作家や職人を育てる環境が整っていくことは、その土地のブランド力をあげるという意味で自治体にとっても大きなメリットとなり、最終的にはその土地に住む人々の幸せにもつながることだと考えます。今後の展開にもご期待ください。
■出展者
<小川 郁子> 江戸切り子職人
東京都出身。黄綬褒章受章の伝統工芸作家小林英夫氏に師事。8年の修業生活の後、04年独立。緻密で深いカットを特徴とする小林氏の技法を受け継ぎながらも、曲線や独自のモチーフを採り入れるなど、女性らしいオリジナルの作風を確立しつつある、今後の成長が期待される江戸切り子職人。伝統工芸新作展入選など。
<小室 千雪> 切り絵アーティスト/イラストレーター
茨城県出身。工業用バサミ“増太郎”を手に、下書き一切なしでタント紙を切り抜く直感のアーティスト。ポストカード制作や雑誌等のイラストレーションを中心に活躍。年に数回開催する作品展で、確実にファン層を広げている。得意なモチーフは“人体”。わずか2〜3cmの人間に手指までも美しく施す技術は驚嘆もの。
■プロデュース
<佐藤 敬> 写真家
千葉県出身。広告、雑誌等で20年間活躍。被写体の魅力的な素顔を、瞬時に引き出す人物写真には定評がある。ライター阿部志穂とは99年頃からコラボレート。雑誌『ケイコとマナブ』に4年間連載された「いま、夢の途中」「幸せの方程式」をまとめた企画展『みつめること』(04年)が、本企画展開催のきっかけとなった。
<阿部 志穂> ライター
岩手県出身。8年間のOL生活後、ライターに転身。“幸せな生き方”をテーマにキャリア、資格、習い事、など幅広いジャンルについて執筆。じっくりと相手の話に耳を傾けて仕上げるインタビュー記事も得意とし、これまで取材で関わった職人、アーティストを始め、さまざまなジャンルで活躍中の人々と親交を持つ。
<阿部“hiro”宏隆> ギャラリー コンシール マネージャー
神奈川県出身。銀座にできた“初代コンシール”に魅せられ、オープン当初からスタッフに。若手アーティストとの交流を深めながら、店舗作り、企画、運営、営業などあらゆる仕事を手がける。東洋美術専門学校在学中から、人と人とがつながるところで生まれる新しい表現に関心を持つ。写真家としての一面も。
企画展『つながること』
・会期:2006年1月9日(月・祝)〜15日(日)
・会場:ギャラリー コンシール 渋谷
http://www.renovationplanning.co.jp/gallery_conceal/
11:00 open 〜 23:00 close
※最終日(15日/15:00〜)、会場内でパーティを行います。
フードイベント等で人気の「wato kitchen」「cafe cactus」の2組がフードを振る舞います。
ライブ等の予定もあり(出演アーティスト未定)。
お気軽にご参加ください(料金:¥3,000+ドリンク代)
以上

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